仮面浪人の予備校選びのポイントは?予備校なしで大丈夫?仮面浪人経験者が徹底解説

「仮面浪人すると決めたけど、予備校ってどう選べばいいの?」

このような悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。

また、予備校なしはダメなの?と疑問に思っている方もいるでしょう。

この記事では仮面浪人で偏差値50台の大学から東京大学に合格した筆者が、

  • 仮面浪人の予備校選ぶ際の壁
  • 予備校なしで合格を目指すのは難しいのか
  • 仮面浪人が予備校を選ぶ際のポイント

について徹底的に解説したいと思います。

予備校選びに迷っている方は、是非この記事を最後まで読んで参考にして下さい。

仮面浪人が予備校を選ぶ際の2つの壁

仮面浪人生が予備校を選ぶ際には2つの壁が存在します。

1つ目は”時間”の壁、2つ目は”お金”の壁です

この2つの壁により、仮面浪人は予備校を利用するのが難しくなってしまいます。

以下ではそれぞれの壁について徹底的に解説していきたいと思います。

1 .”時間”の壁

まず、仮面浪人は、大学に行きながら受験勉強をする必要があります。

そのため、仮面浪人生が予備校に通う際の最も大きな壁は、大学の講義時間と被らないように通うのが難しいということです。

通常の浪人生が通うような予備校の高卒・既卒生向けコースは、基本的に昼間に開講されており、大学の講義の時間と被ってしまいます。

仮面浪人の場合、大学の課題やレポートもあるため、毎日予備校に籠るわけにはいきません。

また、夕方以降に行われる集団授業は基本的に現役生を対象としており、こちらも仮面浪人の場合は通いづらいです。

以上のように、仮面浪人生は時間の制約から一般的な予備校に通うのが難しいのが現実です。

2 .”お金”の壁

仮面浪人が予備校に通う際のもう一つの壁が、”お金”の壁です。

通常の浪人生とは違い、仮面浪人生は大学に通いながら受験勉強をするので、当然大学の学費や入学金がかかります。

初年度の場合、入学金・授業料・施設代を含めた学費は国公立大学では80〜90万円、私立大学では120〜150万円程かかり、決して安い金額ではありません

また必要に応じて、教科書やPCも買う必要があるでしょう。

これに加えて、場合によっては100万円以上かかる予備校代を簡単には出せません。

このように、仮面浪人は費用の面でも予備校に通うのが難しいことがあります。

仮面浪人にかかる費用については、こちらの記事でも詳しく解説していますので、気になる方は、是非ご確認下さい。

仮面浪人にかかるお金はいくら?費用を抑えるポイントを徹底解説

「仮面浪人したいけどお金がかかりそう…」 このような悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。 また実際にかかる費用や費用を抑える方法を知りたい方もいるでしょう…

予備校なしはダメなのか?

では、“時間”の壁も”お金”の壁もある仮面浪人には、予備校は必要なのでしょうか。

中には、「時間もお金もかかるのであれば、予備校なしでもいいのでは?」と思っている方もいるでしょう

しかし、予備校に通わないのは必ずしもおすすめできません!

一度目標校に落ちている方は、自分の勉強を見直す必要があります。場合によってはこれまでの勉強法を大幅に変える必要もあります。

また、前述の通り仮面浪人は非常に忙しいため、受験勉強や大学の授業のスケジュールを全て自分で決めるのは難しいです。

さらに、仮面浪人のまわりは受験生ではなく大学生なので、仮面浪人生はモチベーションの維持が難しいです。一緒に大学受験のために寄りそい、相談に乗ってくれる指導者がいる方が安心です。

そのため、自分一人だけで勉強するのが難しいと感じる方は苦手科目だけでも予備校を利用することを検討してみてはいかがでしょうか。

モチベーション維持や仮面浪人に特化した受験戦略で合格を目指すのにおすすめの予備校が、仮面浪人専門塾リバシです。

仮面浪人の大学受験に注力しているので、仮面浪人に最適な指導を受けることができます。

無料の受験相談も行っているので、仮面浪人で予備校の利用を検討している方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

仮面浪人が予備校を選ぶ際の3つのポイント

では、仮面浪人が予備校を選ぶ際にはどのような点に気を付けるのが良いのでしょうか。

以下では、仮面浪人が予備校を選ぶ際の3つのポイントを解説したいと思います。

1.個別指導

仮面浪人が予備校を選ぶ際にまず、ポイントとなるのが大学の講義に被らないことです。

前述の通り、仮面浪人生は一般的な予備校の高卒・既卒生向けコースには通えず、夕方以降の集団コースも基本的に現役生を対象としており仮面浪人生が通うのは難しいです。

そこで、仮面浪人で予備校に通いたい場合は個別指導をお勧めします。

個別指導であれば基本的に自分の都合に合わせて授業をとれるため、大学の講義と被ってしまうという心配がありません。

また、個別指導であれば自分の習いたい科目を必要な分だけ取ればいいので、費用も抑えやすいというメリットがあります。

個別指導なら、自分のレベル感に合わせて指導をしてもらえるので、自分には簡単すぎる、または難しすぎるというミスマッチも起こらないので、効率よく勉強することができます。

2.大手の予備校にこだわらない

個別指導で必要な科目だけ習うとしても、やはり費用の面はネックとなりやすいです。

ある大手個別指導の予備校では、2科目取るだけでも月額8万円、年間にすると約100万円かかる計算になり高額となってしまいます。

費用抑えるポイントは大手予備校にこだわらないことです。

大手予備校は合格実績はある一方で、やはり費用は高額になりやすいです。

また、大手の予備校は通常の受験生のような常に予備校に通える人を主な対象にしており、仮面浪人の指導を専門としているコースをもつところはほとんどありません

一方で、仮面浪人を専門とする予備校は存在しており、仮面浪人に特化した受験メソッドをもとに指導してくれる所を探すのも良いでしょう。

したがって、仮面浪人が予備校に通う場合は、個別指導で費用を抑えやすく、尚且つ仮面浪人を専門とする予備校にするとよいでしょう。

3.オンライン

予備校を選ぶ際のもう1つのポイントが、対面形式ではなく、オンライン形式を選ぶことです。

オンライン形式であれば、時間や場所を選ぶ必要がなく、忙しい仮面浪人生でも利用しやすいです。

場合によっては、大学の授業と授業の間の空きコマでも指導を受けることが出来るので、効率よく時間を使うことができます。

また、オンラインであれば移動の交通費も必要ないので、費用の面でもメリットがあります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

仮面浪人の予備校選びの際のポイントを解説させて頂きました。

ここまでの重要な点をまとめると以下のようになります。

  • 仮面浪人が予備校を選ぶ際は”時間”と”お金”の壁がある
  • 予備校なしは必ずしもおすすめできない
  • 予備校を選ぶ際は仮面浪人専門でオンライン個別指導

仮面浪人は決して楽な道ではありませんが、適切な指導者を見つけることができれば合格への道もひらくことができます。

仮面浪人で予備校の利用を検討している方は、是非この記事を参考にしてください。

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