仮面浪人を成功させるために4月からできること4選|履修・受験勉強・塾…どうしたらいいの?

仮面浪人をしたいけど何をすればいいか分からない…とお困りの方もいるのではないでしょうか

また闇雲に勉強を始めて仮面浪人に失敗してしまったらどうしようと不安な方もいるでしょう。

この記事では仮面浪人で東大に合格した筆者が仮面浪人を成功させるために、4月からできることを徹底的に解説します。

最後まで読んで、ぜひ仮面浪人の参考にしてください。

そもそも仮面浪人とは?

まず前提として、仮面浪人とは「大学に在籍はしているが、希望大学に合格するために受験勉強を続けている人」を意味します。

つまり大学に入学したけど受験勉強をしている学生を指します。

また「仮面浪人」と一口に言っても、所属大学への関わり方によって2つのタイプがあります。

1つ目のタイプは、受かった大学をキープしておくために、大学に籍は置くが、休学などをして授業には出席しないというタイプです。

このタイプは、普段は予備校に行ったり、自習したりと表面上は通常の浪人生と変わりません

もう1つのタイプは入学した大学に通いながら受験勉強をするタイプです。

こちらのタイプでは、他の大学生同様に授業を受け単位を取得しつつ、第一希望合格を目指すやり方です。

このタイプは、大学の勉強に時間を取られてしまうのがネックです。一方でメリットも多く、筆者もこちらのタイプに属していました。

仮面浪人のメリットについてはこちらの記事にまとめていますので、気になる方は是非ご確認下さい。

仮面浪人にメリットはある?経験者からみた仮面浪人のメリット・デメリットとは

希望大学に合格できず、仮面浪人を検討している人もいるのではないでしょうか。 仮面浪人にはメリットもありますが、中途半端になってしまいそうで迷うこともありますよね…

仮面浪人にとっての4月の重要性

仮面浪人にとって4月は重要な時期です。

4月は現役生も浪人生も1年の中で最もやる気に満ち溢れており、受験勉強へのモチベーションも非常に高いです。

一方仮面浪人の場合、大学生活が始まり環境が一変するため、非常に忙しい時期です。仮面浪人を決意しても、忙しさから受験勉強がおろそかになってしまう人もいます。

仮面浪人を成功させるには、当初の目標を忘れずに、大学生活も受験勉強も両立していく必要があります。

よいスタートダッシュを切るためにも、4月から行動していくことが非常に重要なのです。

成功させるための4つのポイント

では、非常に忙しい仮面浪人を成功させるには何をすれば良いのでしょうか。

以下では仮面浪人を成功させるためにポイントを解説します。4月から出来ることもありますので是非参考にしてください。

1. これまでの勉強・習慣を見直す

まず、これまでの勉強方法や勉強習慣を見直しましょう。

昨年第一志望に落ちていまい、今年仮面浪人を決意した方は、去年までの習慣や勉強を分析し対策を打たなければ、現役時と同じような結果となってしまいます。

必ず、これまでの勉強・習慣を見直し、反省や改善点を洗い出しましょう。

例えば

「苦手な英語の勉強から逃げていた」

「ついスマホをいじってしまい勉強時間が足りなかった」

などといった反省や改善点があるはずです。

仮面浪人を成功させるために、まず去年までの勉強や習慣の分析から始めることをお勧めします。

また、苦手な科目や分野が特定できれば、時間の制約がある仮面浪人でも、効率よく勉強が出来るので合格の可能性が高まります。

2. 短期的な目標を設定

次に、短期的な目標の設定です。

受験本番まで約1年間あります。しかし、仮面浪人は普段の大学の講義やレポートなどで受験勉強に使える時間が比較的少ないです。

受験が1年後だと思うとついついだらけたり、別の事にうつつを抜かしてしまい、受験で再度失敗してしまう人もいます。

そうならないよう、空いている時間を効率よく使い、コツコツと勉強していく必要があります。

そこで、モチベーションを保つために、短期的な目標を設定することをお薦めします。

例えば、

「4月中に数学の演習書を一周する」

「6月の模試で第一志望のA判定を取る」

など、具体的な目標を設定すると良いでしょう。

具体的な目標を一つずつクリアして、着実に勉強量と自信を積み上げていくのです。

そうすることで、最大の目標である合格に近づくことができるでしょう。

3. 卒業・進級の要件を確認

仮面浪人のメリットの一つは大学の道を残せることです。この利点を最大限活かすためには、履修計画が重要です。

仮面浪人を成功させるには進級や卒業の要件を確認しつつ、受験勉強の時間を確保する必要があります。

大学によって進級・卒業の条件は違いますが、事前に確認する事をお薦めします。受験間近になり、授業を切りたいが、どれを切れば分からないと焦ることを防ぐためです。

また、要件を確認して履修を組むことで、仮面浪人が失敗しても大学生活を送れる安心感を得ることができ、受験勉強にも集中できるようになります。

大学生活と受験勉強を両立できるような履修計画をしっかり考えましょう。

4. 塾・予備校の選定

仮面浪人の場合、他の浪人生のように集団塾や予備校に参加するのは難しいです。通常の浪人生が通うコースは、昼間に開講しており、大学生活を送りながら通うのは困難です。

また、夕方以降に行われる集団授業は現役生をターゲットとしており、こちらも仮面浪人生が通うのは難しいです。

そのため、仮面浪人が塾に通う場合、時間の都合に合わせやすい個別指導をお薦めします。

私の場合、苦手科目であった英語と、受験の際に思ったほど点数が取れなかった物理の個別指導を受けていました。

もちろん、お金をかけたく無い場合には、塾に通わないことも考えられます。

しかし、一度目標校に落ちている方は、自分の勉強を見直す必要があると思います。場合によってはこれまでの勉強法を大幅に変える必要もあります。

そのため苦手科目だけでも指導者を探すことをお薦めします。

また、1人だけで勉強をしていると、どうしてもやる気の維持が難しくなる場合もあります。受験生活のリズムを作るために、なるべく早い段階からの利用をお勧めします。

最近ではオンライン個別指導を行っている塾もあり、自分の生活に合わせて受講できるので検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。

仮面浪人を成功させるために、4月から出来ることについて解説させて頂きました。

仮面浪人の生活はハードですが、スケジュールをしっかり組み計画的に行動することで合格へ近づくでしょう。

仮面浪人を検討している方は、仮面浪人を成功させるために、是非この記事のやり方を参考にしてください。

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