仮面浪人で一橋大学に合格したい!仮面浪人で一橋大学に合格するためのポイントを解説
仮面浪人で一橋大学に合格したい!
このように考えて、大学入学後も受験勉強をしている方がいると思います。
この記事では、仮面浪人で偏差値50台の大学から東大に合格した筆者が、仮面浪人で一橋大学に合格するためのポイントを徹底的に解説します。
仮面浪人で一橋大学を目指している方は、是非参考にしてください。
仮面浪人で一橋大学に合格はできるのか
仮面浪人でも一橋大学に合格することはできます。
しかし、そもそも一橋大学は最難関大学のうちの一つです。
最難関の大学群である、東京一工(東大、京大、一橋、東工大)の一角に数えられ、偏差値は全ての学部で65を越えています。
難関である一橋大学に時間の制約のある仮面浪人で合格するには、高い学力や教養を身に着ける必要があります。
通常の浪人と仮面浪人どっちがいい?
では一橋大学に合格するのに、仮面浪人と予備校や塾に毎日通う通常の浪人どっちがいいのでしょうか。
どちらも一長一短と言えます。
普通に予備校に通って浪人をすれば、1年間の大半を受験勉強に費やすことができます。一方単調な生活にはなりがちで、中だるみを起こす人もいます。
一方仮面浪人の場合は、受験勉強に使える時間は短いものの、大学の授業や課題から刺激を得ることができ、受験勉強にもメリハリがつきます。
また滑り止めを受ける必要がないことや、最悪仮面浪人に失敗しても、4年間で大学を卒業することが可能なのは仮面浪人のメリットと言えるでしょう。
仮面浪人と通常の浪人のどちらを選べばいいか迷っている方は、こちらの記事で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
仮面浪人で一橋大学に合格するには
では、仮面浪人で一橋大学に合格するために具体的には何をしたらいいのでしょうか。
以下で詳しく見ていきましょう。
まずは一橋大学について知る
仮面浪人で一橋大学に合格するにあたり、まず必要なことは一橋大学について知ることです。
もう知っているよ、という方はこの章は飛ばして頂いて大丈夫です!
一橋大学の偏差値
一橋大学の偏差値は65.0 ~ 72.5と非常に高く、全ての学部で偏差値65以上となっています。
以下は一橋大学の各学部の偏差値です。
学部 | 偏差値 |
商学部 | 65.0 |
経済学部 | 67.5 ~ 72.5 |
法学部 | 67.5 |
社会学部 | 67.5 |
出典:大学受験パスナビ
第1段階選抜(足切り)の最低点
一橋大学の入試は、共通テストと2次試験の点数で合否が決まります。
そして、共通テスト後の出願の段階で、各学部において倍率が約3倍以下になるように、共通テストの点数で選抜が行われます。
前期日程の第1段階選抜の最低点は年によっては、実施されないこともありますが、確実に越えるためには共通テスト80%は欲しいです。
以下は令和4年度の各学部・日程の第1段階選抜の合格最低点です。
学部 | 日程 | 最低点 / 満点(得点率) |
商学部 | 前期 | 591 / 900(65.7%) |
経済学部 | 前期 | なし |
経済学部 | 後期 | 638 / 800(79.8%) |
法学部 | 前期 | 577 / 900(64.1%) |
社会学部 | 前期 | 547 / 900(60.8%) |
合格最低点と配点
一橋大学の合格ラインは、総合得点で60%が目安となります。共通テストの配点は学部によって少し違いますが、20%台です。
以下は令和4年度試験の各学部の配点と合格最低点です。
学部 | 日程 | 配点(共テ / 2次) | 共テ比率 | 最低点 / 満点(得点率) |
商学部 | 前期 | 250 / 750 | 25.0% | 592 / 1000(59.2%) |
経済学部 | 前期 | 210 / 790 | 21.0% | 540 / 1000(54.0%) |
経済学部 | 後期 | 200 / 800 | 20.0% | 649 / 1000(64.9%) |
法学部 | 前期 | 270 / 730 | 27.0% | 571 / 1000(57.1%) |
社会学部 | 前期 | 180 / 820 | 18.0% | 563 / 1000(56.3%) |
仮面浪人の一橋対策
では、難関である一橋大学に仮面浪人で合格するにはどうしたらいいのでしょうか。
以下では、仮面浪人で一橋大学に合格するためのポイントを解説していきます。
共通テストを侮らない
一橋大学の入試において、共通テストの配点は20%程度とそれ程高くありません。
しかし共通テスト対策を怠ると痛い目を見ることがあります。
共通テストの得点率が5%違えば、入試の得点上は10点変わります。
この入試は合格最低点ではっきりと合否が分かれます。
時には1点の差でも不合格になることもあるのです。
たかが10点、されど10点です。
もちろん試験の配点の大部分は2次試験ですが、1点の差に泣かないように、共通テスト対策も怠らないようにしましょう。
得点率が80%の人はまずは85%を、85%の人は90%を目指して勉強を進めましょう。
仮面浪人でも適切な勉強をすれば現役時よりも点数を伸ばすことは出来ます。
実際に私も1年間仮面浪人をした結果、センター試験(現共通テスト)の得点を現役時の740点(82.2%)から841点(92.3%)まで伸ばすことが出来ました。
仮面浪人で共通テストの点数を伸ばすポイントは、苦手科目に注力することです。
苦手科目は点数を伸ばせる余地が大きいことに加え、大学の講義や課題で忙しい仮面浪人にとって、全科目に同じ様に時間を割く余裕はありません。
そのため苦手科目の対策を重点的に行いましょう。
共通テストの対策について気になっている方はこちらの記事もご覧ください。
2次試験には高い記述力が求められる
一橋大学の前期日程の2次試験では、国語、数学、英語、社会の試験が課され、すべての科目が記述式です。
一橋大学に合格するためには、基礎的な学力はもちろん、高い記述力が要求されます。
記述力は一朝一夕で身につくものではありません。
問いを理解して、それに対する解答を自身の持つ知識や発想を有機的に繋ぎ合わせて作り出し、それを採点者が理解できる言葉として書き出す。
この一連の作業を行える力を記述力と言います。
どのステップでも欠けると記述は完成しません。
記述力に不安のある方は自分がどのステップでつまづいているのかを特定し、それに合わせた対策を行いましょう。
特に、共通テスト同様に苦手科目への対策が重要になります。
苦手科目を「得意科目」にする必要はありませんが、基礎的な問題で間違えてしまう科目は無くしましょう。
また、なるべく記述答案は他人に添削をしてもらい、自分の弱点を特定・克服を心掛けましょう。
一橋大学に合格するのに塾や予備校は必要?
仮面浪人で一橋大学に合格するのに塾や予備校は必須ではありません。
一橋大学は難関ですが、塾や予備校を利用せずに合格する人もいます。
しかし、仮面浪人生は一度受験でつまずいてしまっていることを忘れてはいけません。
自分の勉強方法を見直す必要があるでしょう。客観的に勉強を評価してもらえる点で塾や予備校は非常に効果的です。
塾や予備校の利用を検討している場合は、目的を明確にしましょう。
ただでさえ仮面浪人生は大学の講義や課題で忙しいです。目的のないまま予備校を使う暇はありません。
なんとなく成績UPに必要そうだから…と言うのは絶対にやめましょう。
例えば「苦手な英語を独学で進めるのには不安があり、勉強のペースや教材の解説をしてもらいたい」という理由で個別指導などを利用するのは目的がはっきりしています。
また、「記述式問題の添削をしてもらいたい」というのも目的が明確です。
自分の現状と未来にどんな困難があり、どの部分は自分だけで、また、どの部分は塾等の助けを借りてクリアしていくのか、しっかりと特定していきましょう。
もし、大学と受験勉強の両立に難しさを感じている場合は、仮面浪人の専門塾を利用するのはありです。
仮面浪人専門の塾であるリバシでは、大学の講義と受験勉強を両立できるように仮面浪人のためのメソッドを駆使して、仮面浪人の指導をしています。
仮面浪人のための無料相談も行っていますので、一度相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
仮面浪人で一橋大学に合格はできるのか、そして仮面浪人で一橋大学に合格するためのポイントを解説させて頂きました。
一橋大学は簡単に入れる大学ではありませんが、自分に必要な対策を特定しそれを実行すれば仮面浪人で合格することも可能です。
ぜひこの記事を参考にして、仮面浪人を成功させてください!
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